もっとパスタが好きになる

 

パスタ職人が考える最高のパスタとは

私にパスタの打ち方を教えてくれたピエモンテのパスタ職人。

彼が教えてくれたパスタの食べ方は「塩」「オイル」をかけるだけのシンプルな物。パスタは「庶民の食べ物」だからそれで美味しければ良いんだと教えてくれました。

 

パスタは、多くの人がさまざまな場面で楽しむものだから、「出来たて」でも、「冷めて」ても、「時間が経って」ても、美味しいと感じられるパスタを作りたい。

 

それが、私のパスタです。

 

PastaMia-私のパスタ、パスタミア-

■ピチ 小麦粉と水で練り上げるトスカーナの郷土パスタ。「もちもち」した食感が特徴でポモドーロなどシンプルなパスタソ―スと相性がよい。茹で時間目安:6-8分

 

■タヤリン 小麦粉と卵黄だけで作るピエモンテの郷土パスタ。トリュフ祭りが開催される事でも有名なアルバのパスタ職人が、弊社、千葉工場まで足を運んで指導してくれてた、本場の食感を再現しています。 茹で時間目安:2分

 

■ほうれん草のタリアテッレ ほうれん草の風味と色味が楽しめるパスタ。幅の広い麺(タリアテッレ)ですが歯切れがいいので、オイル系からクリーム系まで幅広く使えます。茹で時間目安:4分 

 

■トマトのタリアテッレ トマトの風味と色味が楽しめるパスタ。幅の広い麺(タリアテッレ)ですが歯切れがいいので、オイル系からクリーム系まで幅広く使えます。茹で時間目安:4分

  

生パスタに必要な「アルデンテ」

一般に日本の麺には「もちもち」とした食感がありますが、イタリアの生パスタには「歯切れ」の良さがあります。

 

「もちもち」した麺は、うどん、ラーメン、そばの様にスープや汁を味わうのに適していますが、食材の持つ食感を味わうにはコントラストが強く、別々に味わう方が美味しく感じる事も…

 

一方、「歯切れ」のよいパスタは、海老のプリプリ感や、野菜のシャキシャキ感、肉を噛みしめる食感に近付けられるため、食材を味わうのに適しています

 

プリマパスタでは、ソース、食材、麺が一体感を持って味わえるように粉の配合、卵の量、形状をコーディネイトしています。

 

Easy Pasta

パスタは身近な食材を使って、簡単に作れるのが魅力。あなたの得意とするパスタ「パスタミア」を作るヒントを集めました。

パスタ分類表

ベースラグー
・トマトや赤ワインを使った煮込み料理
ロッソ
・トマトソース系
ビアンコ
・オイル・バターベースの簡単パスタ
クレマ
・バター、クリームソース、チーズ系
テイストトマト魚介・野菜野菜・きのこ
パスタソース例ボロネーゼ
ポルぺッティのトマトソース
牛ほほ肉の赤ワイン煮
牛テールのヴァチナーラ
豚肉のジェノベーゼ
ラグービアンコ
ポモドーロ
アメリケーヌソース
ペスカトーレ
プッタネスカ
ボンゴレロッソ
ペペロンチーノ
キャベツとアンチョビのペペロンチーノ
イカのレモンペッパーソース
季節の野菜のペペロンチーノ
ボンゴレビアンコ

ペストジェノベーゼ
エビとアスパラのクリームソース
生ハムとチーズのガーリックソース
ポルチーニのクリームソース
キノコとセージのバターソース

■食材を合わせる時のコツ

玉ねぎ、人参、セロリなどの香味野菜、にんにく、ネギなど香りのしっかりした食材で味の下地を整えたところに、肉や魚を加えるだけでも、グルタミン酸(野菜)とイノシン酸(肉・魚)の相乗効果で美味しく楽しめます。

 

■塩加減

料理の出来を左右する塩加減、一番簡単な調味の目安は、「塩気を感じるちょっと手前まで」しっかり塩を加える事。その一点を意識するだけでもワンランク上の美味しさになると思います。